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半年間に溜まった罪や穢れ(=枯れた気)を祓い

氣力再生・心身浄化・無病息災の祈願を行う「夏越の大祓」

人は知らず知らず

罪を犯し穢(けが)れに触れている?

心身浄化。気力再生。無病息災。

半年間に溜まった穢れを祓い清める。

人形に穢れを託し、

大海原に流し去り祓い清める。

古来よりある人間観として「人は常に誤りを犯し得るものである」という言葉があります。人は皆、知らず知らずのうちに罪を犯し、穢れに触れてしまっているのかもしれません。

穢れとは「気が枯れる」と言い、心身ともに弱くなった状態のことを言います。そんな罪や枯れた気をお祓いし、あなたが本来持つ元気な状態にする除災行事、それが「大祓祭」です。

大祓祭では、年初からの半年間で自らに溜まった厄災の原因、つまり罪や穢れを「人形(ひとがた)」と呼ばれる人の形に切った和紙に託し、祓い清めることができます。

半年という時期に自らを振り返る良い機会とする、心身浄化。心新たに清らかな気持ちで日々の生活に勤しむ、気力再生。残りの半年、疫病を予防し健康に過ごす、無病息災。他にも、猛暑と旱(ひでり)を迎える過酷な夏の季節を乗り越える意味や、社会全体を祓い清め、世の中が平安でいつまでも栄えるよう祈りをささげる行事でもあります。

出雲大社三丘教会では毎年六月三十日午後三時より「夏越(なごし)の大祓」を斎行します。大祓祭の流れは下記をご覧ください。

大祓祭でお祓いした人形は、後日、大海原に流すことで皆様の罪・穢れを祓い清めます。「夏越の大祓」では通常の祓式で用いる祓詞(はらいことば)に加え、より長文の大祓詞を奏上して浄化します。年に二度の特別なお祓祭となりますので、ぜひご参拝頂けますと幸いです。

「夏越の大祓」の流れ

1

2

3

4

人形(ひとがた)と呼ばれる白紙に氏名・年齢を記入する

※年齢は数え年にて記入します。

人形でご自身の身体を撫でる(身体の調子の悪い部分を特に)

※この時「はらいたまえきよめたまえ」と心に唱えます。

人形に息を三度吹きかける

大祓祭当日祭典前にお申込みとなります。人形をご持参頂きご参拝ください。

 ※人形はお一人一枚です。当社社殿内に置いておりますので必要な枚数をお持ちください。

 ※当日参拝できない方は事前のご持参または郵送にてお預かりします。

三度の唱和でさらなるお祓いを

お焚き上げも斎行

大祓祭では「大祓詞」を三巻(三回)皆様と唱和(一緒に奏上)します。当日ご参列の皆様は、この大祓詞を唱える事で、さらなる祓いをいたします。

同日、大祓祭に続きお焚き上げの神事を行います。古神札、古いお社などございましたらご持参ください。皆様のご来社を心よりお待ちしております。

人形に託された罪・穢れを祓い清め

皆様の無病息災などを祈ります。

大祓祭の様子(写真は12月の大祓祭)

お焚き上げの様子